中部支部初めての慰問活動
小雨降る5月10日の金曜日に中部支部では初めて慰問活動をしました。
慰問活動は、西山仏讃歌の会が発足した原点でもあります。いつもは光明寺の御影堂に於いて奉納するのが本来のことですが、それ以外のところで仏讃歌を歌うことはないかと考え、老人ホームで入所されている高齢者の方に元気と笑顔を届けようと慰問演奏を企画しました。
ボランテイヤ活動の受け入れ体制が整っている向日市物集女町にある特別養護老人ホーム サンフラワーガーデンにお願いし、念仏讃・花のうてな・ああこのよろこび等7曲の仏讃歌とみなさんの良く知っているふるさと・春の小川等4曲の童謡を入所されている約40名の方に聴いていただきました。参加者20名こんなに少ない人数で歌ったのは初めてでしたが、皆様さんの心のこもった歌声は、広いホールのところで響き渡っておりました。何よりも嬉しかったのは、私たちの歌声を涙流して聴いて頂いたこと。そして、また秋にも寄せていただきますと伝えるとまた聴きたいので是非来て下さいという温かいご返事でした。
今後はこの慰問活動を中部支部の誇るべき活動事業として、入所されている皆様の人格の尊重とプライバシー保護を徹底しながら「仏讃歌を多くの人に広め歌ってもらうとともに、仏の教えをより身近に感じてもらう」という仏讃歌の目的並びにその本質を外すことなく細くても長く続けていきたいものです。
中部支部長 片本 澄子