御本廟
撮影/橋本健次
撮影/橋本健次
御影堂の裏に回りますと石段がございます。この石段の右手に「圓光大師御本廟」と書かれた石柱がございます。この石段の上が御本廟です。
法然上人を荼毘(火葬)に付した後、そのお骨を青磁の壺に納めこの場所に奉りました。
火葬場に残った灰と土を練り固め、高さ七尺六寸八分と言いますから約二メートル三〇センチの五重の塔を造りお骨を納めた上に安置しました。そしてさらに、風雨を避けるためにお堂が建てられました。それがこの御本廟です。
檜の板壁に直接描かれた飛天女の彩色画。
飛天女彩色画撮影/橋本健次